
1995年から熊本へ通い始めて
行かなかった年もあるから今年で15回目のカントリーゴールドである。
毎回熊本行を納得させる何かしら自分なりの満足があるものだが
今年のそれはDaryle Singletaryであった。
今は亡き知人が言った”魅惑のバリトンカントリーボイス”は健在であった。
高音から低音まで自在に操り
繰り出されるバラードは勿論のこと
ホンキートンクサウンドは本当に素晴らしかった。
特にJohnny Paycheckの「Old Violin」
熊本行はそれだけでも充分であった。
Johnny Paycheckソングがもう一つ
「You can take this job and shove it 」
Johnny PaycheckはDaryle Singletaryのヒーローの一人なのだろう。
アルバム「That's Why I Sing This Way」には
JohnnyをフィーチャーしてOld Violinが収録されている。
Johnny Paycheckで。
Johnny の人生を彷彿とさせる佳曲、と私は思っている。
阿蘇でのDaryleは良かった、チャーリーさんの店での彼はもっと良かった。彼には酒場が似合うのでしょうか。
私の人生に良い思い出が又一つ増えました。
当日はバックの音に埋もれて彼独特のバリトンボイスが潰れていたのはちょっと残念。でも良かった。